MEMBER

UDAI NIINUMA

シニアデザイナー
新沼 宇内

VZDNのデザインの中心人物。主として企業のコーポレートサイト、商品やサービスのプロモーションサイトなどウェブデザインを中心に、アプリのUIや、リーフレット等のグラフィックデザインも得意とする。大学で造形芸術を学び、卒業後はウェブ制作会社でキャリアを積み、VZDNに入社後は繊細かつ目的にかなったデザインに磨きをかける。Flashを使ったサイト制作を数多く手掛けていたため、モーショングラフィックスなど絵を動かすことにかけてはとりわけこだわりをもつ。
名指しでデザインを頼まれるデザイナーであり、ウェブサイトの目的やメディアの特性など制約で雁字搦めに見える仕事であっても、それらをフレームとして守った上で乗り越えた意外性や「遊び」のあるデザインをつくりだすことを目標としている。

1981年生まれ・東京都出身、岩手県育ち
2009年VZDN入社

受賞歴:
2017年 iF Design Award

VOICE

Q:

仕事を面白くするために心がけていることは?

常に、クライアントの想像をいい意味で裏切る絵づくりを心がけています。もともとFlash制作に携わっていたので、インタラクティブ性、ギミック、モーションの面白さ、遊び心などをベースに考えつつ、一番大切なのは、クラインアントの望みに寄り添うことだと思っています。サイトの目的や、商品にもっとも適した表現ができるようにと意識しています。
さまざまな媒体でのデザインを手がけていますが、自分自身の感覚ではクリエイティブのつくり方が大きく変わるということはありません。もちろん、各メディアに適したテクニックはありますが、それは最低限の押さえておくべきポイントであって、それらはいったん脇に置いておいて、感覚的に形にしていくことが多いです。
デザインの最適解を見つけていく流れというのは、粘土をこねて形をつくっていく感覚に近く、ものづくりに対するこの気持ちは子どもの頃から変わらないのかもしれません。
この業界は、一歩先も見えにくい、変化の読みにくい世界だと思っています。いま、何がもっとも適した表現なのか、その都度考え抜ける情報感度を高め、そのときどきで戦える職人でありたいです。